日時 2017.06.09
場所 南伊豆 神子元島 カリト
渡船 伊豆下田フィッシング

下田沖根か神子元にするかで迷いながら天気予報をチェックしていると、朝は少し波が残っていても陽が昇るころには落ち着いてくるような気配。それなら久しぶりに神子元に出掛けてみますか?
午前3:45伊豆下田フィッシングから出発したみこもと丸は順調に進んでいきますが、右手に横根や石取り根が見える辺りから揺れが酷くなってきます。少しずつ神子元が確認できるほどに近づいた感じでは、波はそれほど高くないように思えていましたが、表側に回ってみると高波で低い部分が被っているのが分かります。裏にしておきましょうと船長判断。(下の画像は午後を過ぎて波が落ち着いた後の本場方面)

石鯛師を含めて合計4名がカリトに降ります。船着きを境に表側は危険なので、荷物を持って裏波止め方面に向かって歩きながら釣座を探します。常連さんから、そこ(私の立ち位置)たまに被るから気を付けてね!とアドバイスをいただきチャラン棒をセットします。遠くにはブダイ根やツナトリ根が見えます。

沖にはカメ根も見えます。あそこに乗れたら良かったな〜と思いながら、まぁ波を被って海に落ちて潮に流されてしまうよりはましか?と高まる気持ちを抑えます。


神子元なら島の周囲どこにでもグレはたくさん居るでしょうから、とお気楽に考えておりましたが、自然は厳しいことを後から経験することになります。最初の数投で今日の潮流状況が分かりますが、何となく嫌な雰囲気。うーん、伊豆は潮が動いていないとダメなんだよね〜、若い頃は紀東で釣りをしていたので潮が動いていない釣り場には慣れているのですが、これまでの経験では伊豆は潮が動いていないと食ってこないんです。
と言うより、仕掛けの回収、コマセ打ちを何十投と繰り返しても刺し餌が1回も取られません。どういうこと?そうこうしているうちに、あっという間に正午を回っています。

これまでの釣果はイサキが少々だけなので、トランクタイプのクーラーボックスはほぼ空状態です。
グレは居るはずだから、刺し餌に近づくことができない理由が何かあるはずです。サメか?今のところ姿は確認できません。はあ〜っ、後一時間ほどで納竿ですが一向に気配が無いどころか、数百メートル先にダイバー7〜8名を載せた船が停まったかと思うと、次々に飛び込んでいます。そう言えば、神子元はダイビングスポットとしても有名で、ハンマーヘッドの大群を見ることができるとネットで見たことがあります。こんな日もあるよね?次回はもう少し天気予報を慎重に判断してから来ることにしよう。

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