日時 2016.12.10
場所 南伊豆 神子元島
渡船 下田フィッシング

12月に入り、2016年も残すところ1か月を切った10日、そろそろ水温が下がりグレの数釣りが期待できる神子元島に出掛けたので報告します。

最初に裏波止めに着けた船長から、〇〇さんは降りなくて良いの?と意外な一言。過去に荒天のため裏波止めで頑張った時には、青ブダイとオジサンが歓迎してくれはしましたが、肝心のグレに出会うことができなかった記憶が蘇ってきました。どうしようかな?と考えていると、波があるので表側には着けられないから、落ち着いたら歩いて行ってくださいと船長からのアドバイス。まったく予想していなかった状況に戸惑いながらも、取りあえず裏波止めで降りることに。

潮の流れをうまく利用して、コマセと仕掛けを同調させれば何とかなるか?と1投目。流石は神子元と思えるぐらいに潮が動いていることを実感して仕掛けを流していると、ウキがシモった辺りで張りを作ってみたところ竿先にククッと生命反応が伝わります。このパターンだとベラかな?と思いながら、軽く合わせてから竿の弾力で魚を浮かせようとしたところ、意外に重いのと底に突っ込んでいこうとする抵抗を感じます。張り付かれないように少し強引に浮かせてみると、1投目から30センチ弱のグレであることを確認しました。

コマセも効いていない1投目からグレが食ってくるなんて珍しい事もあるもんだと感心しながら、2投目の様子を伺ってみると、またもやシモっていたウキが視界から消えたことを確認して合わせます。先ほどは口太でしたが、今度は同サイズの尾長です。コマセが効いてくれば良型グレも混じることを期待して、型の良いやつを狙います。コマセを打つ場所は変えずに、仕掛けの投入場所を微妙にずらしながら探っていきます。そう言えば、釣れてくる魚はグレばかりで嬉しいことですが、イサキが釣れないのは逆に珍しい状況です。打ち返しをしていても付けエサが残ってくることも多く、どうやら水温が下がっているようです。いい感じに落ち着いていたウキが奇麗に入っていきましたので、すかさず合わせを入れると魚の重量感が伝わり、心地良い36センチのグレの引きを堪能することができました。この次は40センチオーバーを釣らねばと頑張りますが上手くはいきません。もう少し時間があればまだまだ釣れた気がしますが、今回は残念ながら良型グレの姿を見ることができませんでした。


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