日時 2016.10.28
場所 南伊豆 中木
渡船 重五郎屋

10月に入ってからの南伊豆は、週末になると波が高くて出船できない状況が続いていましたが、月末の28日に中木に出掛けることができましたので報告します。当日は南東が吹く予報も出ていたので、南よりのウネリが大きくなっても安心な下加賀根という大きな磯に着けてもらいました。下加賀根は沖向きを狙うか水道を狙うか迷いましたが、沖向きで頑張ることにしました。この釣座は足下から水深があるため、グレ以外にイサキや真鯛といった嬉しい外道も多い磯です。


予想していたよりもエサ取りの量は少ないですが、食ってくるのはイスズミばかり。コマセをまいてもエサ取りはまったく見えません。たぶん表層の水温は上がっているものの底潮が冷たくて魚の活性が上がっていないのでしょう。そのせいかアタリは少なく付けエサはほとんど残ったままで、ラインからはたまに小さなアタリしか伝わってきません。サラシの中を鉛を使って刺し餌を落ち着かせる作戦で、サラシに乗って仕掛けが沖に出ていくのをテンションをかけて押さえながら磯際を探っていると、竿先が重くなり手応えが感じられ25センチクラスの尾長をゲットすることができました。うーん、いつもならリリースサイズですが、クーラーボックスが空っぽのまま帰還になる恐れがあるため、小型のグレですが煮魚用にキープしておきました。

仕掛けが落ち着くポイントにしばらく刺し餌を送り込んでいると、1メートルほどウキがシモったまま停まっているので、竿先で聞いてみたところ居食いしているような感触が伝わってきました。やり取りを開始したところ重量感が感じられましたので型はよさそうですが、シャープな突っ込みがないので本命のグレでないことは明らかでしたが、頭の中の釣魚図鑑に当てはまる魚が思い浮かびません。諦め半分、期待が半分で水面に浮かせてみると30センチ弱のアカハタでびっくりです。

美味しいお土産を確保したところで、もう一度同じポイントを攻めてみると、同じようなアタリがありました。先ほどよりも重量感があり、型が良いことは認識できましたので、慎重にやり取りしていると根に張り付かれてしまい冷汗です。グレかな?いや違うな?等とあれこれ考えながらバラシ覚悟で強引に引き抜いてみると、ゴンゴンと竿に魚が暴れる様が伝わってきた直後に魚が少し浮いた感触がありました。やった!こうなったら後は強引に巻き取るしかありません。魚を一気に水面まで浮かせにかかりましたが、これまた目測40センチオーバーのアカハタでびっくりです。本命のグレではありませんが、高級魚2匹をゲットして満足です。後は40センチオーバーのグレをゲットしようと残りの時間を頑張りましたが、今回は残念ながら良型グレの姿を見ることができませんでした。


風向風力 北東8m(5:55)→北東9m(8:25)→
東北東6m(10:55)→東北東6m(11:55)→
東北東7m(12:55)→東北東m(13:55)
《神津島》南南東13m(10:55)→
南南東15m(11:55)→
南南東16m(12:55)→
南南東m(13:55)
波高 1m (5:25) → 1m (11:55) →
南南西ウネリ0.5m 南南西ウネリ2m
1m (12:55)
南南東ウネリ2m

潮 上り潮 → 下り潮 → 上り潮
6:50頃から 11:50頃から
中潮 旧暦9/28 月齢 27.1
満潮 03:53(149p) 15:55(160p)
干潮 09:47(65p) 22:18(49p)

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