2009/02/05
場所 三重県尾鷲 松島
渡船 藤尾渡船
内容 ハンカーズ出動


2月5日朝4時、道中の釣りエサ市場で道具を見ていると「おい、ゴルゴ、何しとるだ」声のするほうを見ると会長と水野さんがコーヒーで一服しているではないか。「会長こそ何しとるよ」「これから釣りに行くに決まっとるだろ、本当なら昨日からいっとるんだけど、水野さんの都合で今日になった。なんだ、お前一人か」「かくかくじかじかで・・・一人ですよ」「なんだあ、俺らには声かけないのか、ふーん、じゃあ、これから島勝、明日は尾鷲だけどいっしょに行くか」
旅の道中、うれしい誘いではあるが確認したいこともあり、それには立神が一番なので島勝は断って2日目藤尾合流で話をまとめた。

5時30分、藤尾渡船を出船。投石を過ぎた付近からウネリが大きくなる。天気予報ではこんなこと言ってなかったはずだが、まさかまさか、やっぱり俺は磯に嫌われているのか寺島付近はどーんと高いウネリとなっていた。当然、表にはでることは出来ず、磯裏へつけていくことになった。割亀ハナレー割亀―コウモリー白浜と要望したものもすべて先着がおり乗ったのは桃頭の裏の松島。最高の日を選んだはずなのにココかよ!運のひどさにしばらく呆然と座り込む。しばらくすると別の渡船が来て一人降ろしていった。その人は大阪の人で昨日は梶賀、今日は尾鷲、来週は五島へ行くって・・・うらやましいねえ。その人にポイントを聞いて釣り開始。


ここにもウネリの影響で目の前には大きなサラシが出来ており、波もかなり上がってくる。状況としては得意なんだけど・・・・サラシの真ん中に仕掛けを投入すると一投目からコッパがきた。一投必殺が5回続く。釣れたグレはポチャポチャ海に返していたせいかペース失速。その後は横のヨレや、沖、深場といろいろ探っていくと良型のグレもかかった。
昼ごろになるとウネリも少し収まるかわりに風がでてきた。それにしても、水温が高いとはいえ今まで寒の時期にコッパなんてほとんど釣れなかったのにどういうことでしょうかね。腕が上がったのか、それとも海がよくないときの魚の避難場所なんでしょうか。もう、15−23CMぐらいを30枚は上げている。30CMくらいは5枚、一番おおきので35CM。もう一人は30CMぐらいグレを2枚とチヌ1枚であった。チヌは3枚きて取り込みのときにサラシがきつくて2枚バラシてしまったとのこと。クライマックはありません。


この後、温泉で会長と合流。島勝も良くなかったみたいです。こんな状況で明日はどうする。「ゴルゴ!お前が来たからこんなひどいウネリになったじゃないか」「そうかもしれない。で、明日はどうするんですか」「うーん、どうしようかな。明日はどうかな。それより腹が減ったなあ」「そうですね、腹が減ってたまらん。なんで先に風呂にしたんですか」しばらく、廃人状態でオヤジ3人で座り込む。

「明日どうしようか」いやそうに会長が言う。
「俺はやってきますよ。水野さんどうします」
「せっかく来たからやっていきたいなあ」
多数決で明日の釣りが決定した。

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