日時 2008/07/14
場所 三重県尾鷲 梶賀
内容 ハンカーズ ゴルゴさん


明日の気温は34度、待っているものは灼熱の太陽、熱波を生む岩、俺の体が壊れるか。高純度アミノ酸に自制心麻痺に陥ったデカバンが浮き出てくるか。フェリーから見える夕日が心臓を高ぶらせる。


22時、勝三屋に到着。今回は平日、グレシーズンから外れているし、連絡して断られるとテンションが下がるので、こっそり行ってきました。釣れたら勝三屋のホームページに載って自慢することを思い浮かべながら・・・・・トントン、船長が車の窓をノックする音で起こされ4時30分出船しました。乗った磯はおそらく中大黒と思う。磯に降りるとすごーく臭い。海を見ると小魚がいっぱい見えた。いやな予感。仕掛けをいれるとすぐにウキがピューと動く。ゲッ!ムロアジだ。リリース。またムロアジ、リリース。次はコッパグレ、リリース。遠投してムロアジ。2時間くらいこれを繰り返す。前日、いやその前からだろう、オキアミが居着いてしまったようだ。昔の神島を思い出した。でも、あの時は20cmくらいのマアジだったからマシ。アジは底にもいるため分離不可能だし、その状況下で腕だめしする気もない。とっとと磯変えしたいところだが、潮通しは抜群にいいところなので、潮が変わって川のようになってこやつらがどっか行くことを期待した。


11時ごろになるとサラシがでてきた。タナを1ヒロくらいにすると30cmくらいのオナガが釣れた。それを潮留まりにキープしてすぐに振り込むとまたすぐにアタリが来た。そのときだ。リールを撒くハンドルにいやな抵抗が・・・・穂先が折れているではないか。針にかかっていたのは手のひらサイズのグレ。糸がからまっていたのであろう、それでもこの事実はショックであった。完全に心がへし折られた。


15時ぐらいになってようやく流れが変わり、速く流れ始めた。それでも雑魚たちは消えない。コマセを撒くと一斉に水面に出てくる。その群れの中に茶色くデカイ魚がうろうろしていた。カワハギだあ。暇つぶしにカワハギの目の前にエサを垂らすと・・・釣れちゃいました。しばらくすると、数匹のアオリイカがやってきました。それでも、イカごときノロマに捕まるかといわんばかりに一定の距離をとるだけで雑魚たちはどこにも行きません。また暇つぶし、釣ったムロアジをイカの前に降ろすと飛び掛ってきた。一端は水面まで上げたが、針を口に刺したままだったためイカに抵抗されると簡単にはずれ、逃げられてしまいました。イカはそれっきり姿を見せませんでした。状況は変わらないまま納竿タイム。前日はオキアミをバンバン撒いて35cmサイズが入れ食いだったそうです。だから次の日は雑魚が異常に多かったのだろう。

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