日時 2006/10/13()
場所 静岡県 南伊豆入間
内容 朝釣り(台風接近中)
エサ屋さん サバル[0558-34-0036]
http://www.sabaru.info/
田中屋釣具店[055-977-3480]
http://tetshujiro.seesaa.net/
餌取り 鰺 … 18センチぐらい多数 ∞
カワハギ … 30センチ弱×1
平ソーダ鰹 … 40センチ×1
アカジャコ … 少々
アイゴ … 40センチ×3



今回は夏磯から秋磯に移り変わろうとしている10月13日(金)に久しぶりの伊豆釣行を兼ねて、南伊豆の代表的な釣り場である入間に出かけてきましたので報告します。


事前の確認では渡船も出るとのことなので、久しぶりの南伊豆釣行に心を躍らせながら釣友と三島で待ち合わせた後に入間へと向かいました。午前6:30に出港した渡船は、沖に向かって右側に進んでいきましたので、どうやら川伍、牛根、加賀根、畳根方面に向かっているようです。しかし磯に近づいてみると、台風の影響によるウネリが来たときに波を被っている様子が確認できます。特に磯の低い畳根では波が磯の上を駆け抜けており、荷物も人もひとたまりもありません。

畳根を諦めて赤島方面に進みながら空いている磯を探してもらいましたが、どうやら潮通しの良い磯はウネリと重なり磯の上に波が駆け上がるようですが、少し地方よりの磯であれば問題無いようでした。今回は小アカに渡してもらい周囲の地形を観察すると、全体的に浅い感じでしたので船着きに釣座を決めて海の様子を伺います。ちょうど釣座の左手から竿2本ほど延びている沈み根と、左から右にゆっくりと流れている潮がぶつかってグレ釣りには良いポイントとなりそうです。右手にもうっすらと沈み根が確認できますので、グレの隠れ家であり、針に掛かったグレの逃げ込む場所があちこちにあります。

コマセが効いていそうな竿3本先ぐらいの沖目を狙ってみたところ、10メートルほど流した辺りでいい感じに落ち着いていたウキが奇麗に入っていきました。すかさず合わせを入れると魚の重量感が伝わってきます。足下までわりとすんなりと寄せることができましたので、ここからが勝負と思った瞬間のことでした。ごんごんと頭を振る様子が竿先に伝わってきます。ガーン!これはきっと刺されるととっても痛い背鰭をもつアイツに違いないと思った通りの40センチほどのアイゴのお出ましです。同じポイントで良型のカワハギをゲットしてキープしたものの、アイゴの住処でねばっても竿を曲げる楽しみはありますが、晩御飯のおかずの楽しみが欠けています。こうなったら遠投で探るしかないと思いながら海の様子を観察していると、何やら海面がザワザワしている場所があり、時間とともに移動していますので沸きグレに違いありません。紀東では見たことのない沸きグレに出逢える伊豆の魅力に感心していると、浮きグレが徐々にこちらの磯に近づいてきます。さっそく遠投で狙ってみるとウキが綺麗に消し込み、竿に伝わる魚の重みを楽しみながら巻き上げると30センチ弱のグレが姿を見せました。同様の方法で次を狙っていると、今度はウキが沈んでやり取りを開始した瞬間にこちらの磯に向かって突っ込んでくるスピードにリールを巻くのが追いつきません。途中の魚の重量から良型は確認できていますが、魚を浮かせようとした時にはすでに沈み根に入られてバラしてしまいました。このようなバラシを2回も味わい次に期待していましたが、運悪く見回りの渡船が磯に近づいて沸きグレの姿がなくなってしまい、30分後の11時30分で撤収となりました。

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