《場所:和歌山県那智勝浦/ 渡船:清丸渡船/ エサ:釣エサ市場》

今回の釣行は、名古屋市在住の山下繁裕さんが和歌山県の那智勝浦にある清丸渡船(0735−52−5574)をホームグラウンドにしているチームの親睦会を企画しましたので参加させていただきました。参加チームは清丸会、チーム絆、ハンカーズ、風来坊の4チームでしたが、一匹長寸を競うルールに併せて名手のかたには−5センチのハンディキャップと受付時にクジ引きで大当たりをゲットした選手には+1センチ、+3センチのプレミアカードが与えられるユニークなルールが適用されました。
 沖ヨセダからの風景

今回私が渡礁した沖ヨセダは山成群島になりますが、勝浦ではハゲ島に並んでビッグワンが狙える沖磯です。
 1級磯のハゲは今日も釣れていました

左手の大きな割れは大きなサラシを作っており、10メートルほど先まで白泡が伸びています。足下は張り出した根が棚になっているようで、仕掛けが張り付いて根掛かりの心配がありますが、コマセにつられてグレが出てきそうなポイントです。右手にも割れがあり適度なサラシを作っていますので、左手のサラシに軽くコマセを乗せることで釣座の手前がすべてポイントになりそうな気配です。
 このサラシの下に大きいやつがいます

潮が動き始めたので、足下の棚に注意しながらオモリの位置をずらしてコマセと差し餌の同調に集中していると、50センチほど沈んでいた山下浮きが不自然な動きをしました。根掛かりを懸念してゆっくりと竿先できいてみると、グッーと竿に重量感が伝わってきましたので、軽く合わせを入れてから久しぶりの良型を確信させる引きで戦闘開始です。グレも簡単には浮いてきてくれませんので、張り出た根をかわしながら体力の消耗を待ちます。ハリスは2.0号なので擦り切れさえしなければ切れることは無いですが、磯際での勝負なのでソフトなやりとりに心掛け、底への突っ込む力が弱くなってきたのを確認してから少し強引に浮かせにかかりました。水面に浮かせたグレは目測で40センチオーバーのグレでしたので、慎重にタモ入れしてフィニッシュです。
 何とか38.5センチをゲット

38.5センチの良型グレでした。今回の親睦会は1匹長寸で競っていますが、悪運の強い私は受付時のクジ引きで+3センチのプレミアカードをゲットしているので41.5センチと記録されました。周囲を見渡すと40センチクラスのグレが結構持ち込まれていますが、最長寸は山下繁裕さんの41センチでしたのでユニークなルールのお陰で優勝させて頂くことができました。
 たまには私も記念撮影

[今回のタックル]

メガドライ2 1.5-53
トーナメントISO2500ZLB
Vermax
GRUN ZEEK
速手グレX

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