《 場所:三重県梶賀/ 渡船:勝三屋渡船/ 餌屋:紀東釣りえさセンタ 》

台風一過の晴天です。
波もそれほど心配なさそうです。船長に挨拶するついでに、

(私) 今日は沖に出ます?
(船長) 神須も三宅も行くけどな〜、最近よく釣れとるとこあるけどどうする?
(私) えっ?どこですか?
(船長) 湾内だけど...。沖磯より釣れとるよ。
(私) マジですか?松の下とかですか?
(船長Jr) 松の下じゃないっすよ。でも先週は50オーバーも出てますよ。
(私) 達さん、どうする?沖磯よりいいかも?
(達さん) いいっすよ。
(私) じゃあ、お願いします。
(船長) じゃあ、向こう側の船に乗って!

当日の潮回りは長潮で干潮8時4分、満潮15時18分であることを確認し、薄明るくなり始めた5時30分に予定通り出船した渡船は賀田湾を抜けてオボレ、コボレ方面に向かって走りはじめました。沖磯からの雄大な景色を楽しみにしていたこともあり、湾内での釣りに内心は少し寂しかったですが、今日は船頭さんのお薦め磯でのチャレンジですので期待が持てます。渡礁の際に船頭さんが、あまり物音を立てずに一歩下がって釣るようにとアドバイスを残して戻っていきましたので少し気持ちが引き締まりました。


愛竿のダイワメガドライ2の1.5−53にトーナメントISOZ2500LBのお気に入りタックルを取り出し、同じ名古屋市に在住する山下繁裕氏考案のオリジナルウキをセットします。メインターゲットは25センチから40センチオーバーまでの口太になりそうな気配なので、ハリスは1.5号〜1.7号、釣り針は食い込みを重視してGRANZEEKを選択しました。


納竿の5分前に浮きがスパッと消し込んだと思ったら、竿にガツンと良型の突っ込みが伝わってくる。口太なら40オーバーを確信して、釣友にタモ入れをお願いしたところ、友人のバッカンが海に落ちてビックリした拍子に糸を出してしまった。案の定、グレは足下の磯に張り付いて万事休す。
しもうた〜、グレが〜。
何とかせねば、そういえば昔に福井グレカップの決勝トーナメントでがまかつの内田さんが、無理はせずにテンションを緩めて竿先の感覚で出てくるのを待てば良いと教えてくれたな〜。
テンションを緩めすぎないように注意して竿先で探っていると、フワーと竿先が浮いたので一気に引きずり出すのに成功!戦闘、再開。
ここまでくれば余裕モードで浮かせたグレをタモ入れしてもらって、格好良く記念撮影でカシャッ。
あっ!ズボンのチャックが開いているの気が付かなかった。


もう少し時間があればまだまだ釣れた気がしますが、午後2時を迎えてしまいましたので良きアドバイスをくれた船頭さんに感謝して納竿としました。さわやかな青空と青い海が気持ちの良い一日でした。

[今回のタックル]

メガドライ2 1.5-53
トーナメントISO2500ZLB
Vermax
GRUN ZEEK

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