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勝三屋さんは神須方面と大黒方面に2艘の渡船に分乗しますので、船長に確認してから荷物を載せてください。低い磯に渡礁を済ませて海の様子を伺いますが、この日は小潮で満潮9:42、干潮16:49と時間的にまだ上げてくるのでチャラン棒をセットします。前回の半夜で向かいの磯から狙って40センチクラスの数釣りを堪能した記憶が蘇ってきますが、いちおう今日の攻め方を組み立てることにしました。潮は磯を沿うように九鬼方面から神須方面に流れており、10メートルほど先に潮目が続いています。また足下からのサラシは潮目付近まで伸びており、コマセが滞留してグレが捕食するポイントと予想されます。

コマセに群がる餌取りの団体さんは小鯖と赤ジャコのようですが、総数が半端でないので分離作戦はできそうもなく、サラシを利用して餌取りを避けるしかありません。鉛を使って刺し餌を落ち着かせる作戦としましたが、次から次へと続く小鯖の猛攻にさすがの私も心の中で何とかしてくれ〜と叫んでしまいました。コマセを打ち込むタイミングの時間差攻撃で何とか25センチのキーパサイズを数匹ゲットすることができましたが、グレの活性が低いのか食い上がってくる気配も見られず後が続きません。少し沖目に多量のコマセで小鯖を集めて磯際を狙ったところ、ユニークな容姿で知られる35センチのブダイが食いついてきたので少し心が和みます。

小鯖に白旗を上げて少し釣座を移動して再チャレンジしたところ、離れの磯際で35センチクラスがヒットしましたが何としたことかそのまま突っ込まれて張り付かれてしまいました。慌てないように竿のテンションを小さくして様子を見ていると、竿先が少し軽くなったような気がしたので一気に引き寄せようと竿の弾力を効かせたら針がすっぽ抜けてしまいました。

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